つなぎ融資の最適手段とは?|トラストゲートウェイ

2018.4.18


─つなぎ融資とは─

一時的に借りる

つなぎ融資とは、銀行などの金融機関が一時的に融資することです。
例えば、ある製造業の企業が、顧客からの入金が遅れ、自社の手持ち資金が不足し、仕入れなどの支払いが困難になるケースが発生します。次の納期までの製品を作るために原材料の仕入れ代金100万円必要で、手持ちの現預金が30万円しかないという時です。原材料がなければ製品を作ることができなくなり、顧客からの信用を失います。それが重なると、その企業の経営は困窮し、破綻してしまう可能性が高まります。それを回避するために、金融機関から運転資金を調達することが、つなぎ融資です。
審査は厳しい?
金融機関の融資を実施する基準として、遅くとも3ヶ月以内に確実な売上高による入金が融資先になされることが第一条件です。それが審査され問題なければ融資されます。
しかし、その融資が他の用途─申請した目的以外の資金用途で使う、あるいは他の融資の返済に流用するなどの疑念が持たれると、融資が不可になります。
金融機関が疑念を持つのは、「資金繰りがひっ迫している、赤字が続いている、借り入れが膨らんでいる」など、財務の内容が苦しくなっているケースです。ノンバンクなどの金融機関は、少々審査が緩いかもしれませんが、基本的に財務内容の審査はあります。銀行、ノンバンクとも本質として、「貸したお金を確実に回収すること」ですので、本当に申請した用途で資金が使われるか否かを冷静に審査して可否を決めます。
潤沢な資金を持っていれば“つなぎ融資”は必要ありません。潤沢な資金を持っていないので、融資を申請するのですが、中々思う通りの資金調達ができないのが現状です。
ファクタリングを活用
では、融資ではないファクタリングはどうでしょうか?
ファクタリングは、お客様の売掛金を買い取る“売買契約”ですので、融資ではありません。我々の審査は、お客様の基本的な情報(企業概要、財務状況など)をヒアリングさせていただきますが、重要なのは売掛金先の属性です。資金の使い道についても、一切関与することはありません。諸事情で、金融機関から“つなぎ融資”が出来なかった方々には、是非とも一度相談していただきたいです。何かの力になれると信じております。

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